イギリスのシルバー製マッチケースです。（フランスですとヴェスタケース）
まだライターが無い時代、タバコに火をつけるためのマッチケースは喫煙具の必須アイテムでした。
様々な素材やデザインがありましたが、純銀のものは当時でももちろん高級品。
控えめな紋様が上品で素敵なアンティークです。
当時のものと思われるマッチが１本入っていますが、今でも点くかどうかは不明。（底のギザギザしたところでマッチを擦って使用します）

刻印は左から、メーカーズマーク、バーミンガムの銀の鑑定所の錨のマーク、英国スターリングシルバー（銀の純度92.5％）を示すライオンパサント（獅子の刻印）、1925年の製造年を表す「A」の刻印あり。（リングにもライオンパサントあり）

大きさは3.7×2.6×（厚み）0.8cmほど。重さは12gです。
小傷や小さなへこみはありますが、蓋のバネはきっちりと閉まります。
マッチ入れ以外のちょっとした小物入れにいかがでしょう。

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