フランスの巡礼地LOURDES(ルルド)の聖水を入れるためのガラスの聖母像、
1950〜60年代頃の巡礼者向けのお土産品だったものです。
ぽってりとした厚みのあるガラス、注ぎ口は聖母の冠の形をしています。
衣の青、腕に掛けられたロザリオ、足元には赤いバラの花々が描かれています。
経年のペイントの剥げがありますが、ヴィンテージの味わいとしてご理解下さいませ。
台座の金彩部分の文字は「ND de LOURDE(NOTRE DAME de LOUREDS・
ルルドの聖母)」、台座の底には製造元、番号のような刻印が入っています。
フランスのルルドの泉とは・・・1858年、マッサビエルの洞窟に 聖母マリアがご出現し、
少女ベルナデッタへのお告げを授けた場所から 湧き出た泉が 「ルルドの泉」です。
聖なる水によって病気が直るといわれ、現在でも世界中から人々が集まる
カトリックの聖地のひとつとなっています。
高さ16cm、台座の直径は5cmほどとなります。