1900年代前半頃の木製の小さな祭壇です。
(お祈りのための礼拝堂のようなもの)
観音開きの扉を開けると、聖母マリアの受胎告知の場面が現れます。
ルネサンス期のイタリアの画家フラ・アンジェリコの「受胎告知」をモチーフに
していると思われますが、アンジェリコの絵には描かれていないユリの花や
ハトも描かれています。
古い絵画を参考に描いたオリジナル作品なのかもしれません。
素材は木で、全体に金彩が施されています。
当初はもっと明るい色合いだったのでしょう。
年月を経た現在ではくすんだ金色が大変良い雰囲気となっています。
イタリア製と聞いておりますが、裏面のラベルはフランス語です。
フランス向けに輸出されていたお品だったのでしょうか。
大きさは高さ20cm、(閉じた時の横幅)9cm、(開いた時の横幅)18cmです。
尚、扉を閉じて立てた時に扉がきちんと閉まりません。
古い時代のお品ですのでどうぞご了承下さいませ。
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