

18世紀から19世紀にかけてイギリスを中心に流行した
モーニンジュエリー(アクセサリー)スタイルのロケットです。
(チェーンが付いた状態で入手しましたので、チェーン込みの価格です)
こちらはイギリスではなくフランスのお品で、1800年代末から
1900年初頭頃のお品と聞いております。
モーニングとは「グッドモーニング!MORNING、朝」のことではなく
MOURNING、「喪、哀しみ」の意味。
アンティークジュエリーがお好きな方はご存知かと思いますが、
大切な人の髪の毛などを宝石の奥にしのばせたり、ロケットに
納めたりしたアクセサリーのことです。
時代が進むにつれ、必ずしも遺髪ではなく恋人や家族の髪の毛を
お守りとして身に着けることも増えてきたと聞いています。
こちらのロケットは、片側は栗色の髪の毛を編んだものですが、
反対側に写真を入れていた形跡がありません。
イニシャルの刻印なども入っていませんので、遺品入れというより
プレゼントとして贈られたお品だったのかもしれませんね。
ロケットの表面はゴールドプレートのような色合いです。
(所々鍍金が薄くなっているところあり)
ロケットの大きさは直径2,5cm、付属のチェーンは42cmとなります。
(こちらのお品はチェーン込みの価格です)