聖母子が刻まれた1900年初頭頃の小さな遺物入れにチェーンを付け
ネックレスにしました。

「madre mia del carmen」スペイン語のようですが、「カルメンの母？母なるカルメン？」
という意味でしょうか。（違っているかもしれません）

内部が下に引き出せるようになっていて、丸くくり貫かれたプレートの中央には
布片が納められています。
恐らく、裏面に刻まれた名前の人物が身に着けていた衣服などの布片と思われます。

このお品の聖母子はスカプラリオ（聖母の肩衣、紐の先端に四角い布が付いた
形状のもの）を手に掲げていることから、カルメル山の聖母であることが分かります。
カルメル山の聖母・・・
1251年、イスラエルのカルメル山で 聖シモン・ストックの前にご出現し、
スカプラリオによる救霊と 平和を約束された聖母マリア。
聖母の腕には、スカプラリオを手に掲げ持つ幼児イエスが抱かれています。

大きさは1,6×1,1cm、チェーンは57cmに＋５cmのアジャスター付き。
アジャスターの先にもアンティークメダイを1点付けました。
（魔除けの力があるという聖ベネディクトの1800年代のメダイ）
遺物入れとメダイ以外のチェーンや留め金具等は現行品となります。

尚、チェーンの長さは短く詰めることも可能です。
短めがお好みの場合は、お買い物カートの備考欄からお知らせ下さい。