スタンホープレンズが埋め込まれた1900年前後のフランスのアンティーククロスです。
クロスを光にかざして中央の小さな穴を覗くと、ほんの小さな空間に
5枚の小さな写真がくっきりと現われます。
一番上がマグダラのマリア。他の4枚はマグダラのマリアが生涯を閉じた
というフランス・サントボームの洞窟およびその周辺の古い写真。
イエスキリストの死と復活を見届けたという聖マグダラのマリア。
キリストの足に香油を塗った女性、またキリストが唯一愛した女性という
捉え方もされているのはご存知の方も多いと思います。
筒状のスタンホープレンズとマイクロフォトの技術を使って作られた、
当時としては大変珍しかったであろう小さな芸術品。
白っぽい木のように見える素材は「牛の骨」です。
欠けや変色が殆ど無く、とても良い状態のアンティーク。
大きさは4,2×2,5cm、厚みは0,5cmとなります。
上部の横方向に穴がありますので、そこにリングや紐を通すことができます。
ご希望がありましたらリングをお付けしますので、ご注文時に「備考」欄から
お知らせ下さいませ。