フランスの1940年代頃のルーサイトペンダントです。
ルーサイトは、戦闘機のガラスの代わりに開発された樹脂素材で、透明感と
強度を合わせ持つことから、ジュエリーの素材としても人気を博しました。
こちらの内部の水仙の花は中に埋め込んでいるのではなく、インタリオという
沈み彫り(浮き彫りの逆の方法)の手法が用いられています。
(裏側に彫刻を施し彩色することで、表から見ると中のモチーフが立体的に見えます)
大きさは直径2,6cm、縁飾り部分の金属はブロンズ(銅)に金鍍金が施されているようです。
尚、正面から見るとあまり目立たないのですが表面に小傷があります。
予めご了承下さいませ。