イエスキリストの磔刑図が彫刻されたオブジェ、フランスの19世紀後半頃の作品です。
もともとはフレームとガラスが付いていたものと思われますが、現在は内部の
オブジェのみとなっております。
古色を帯びた風合いから、随分古い時代にフレーム等はなくなってしまったのでしょう。
十字架上のイエスキリスト、見上げる聖母マリア、それを支える使徒ヨハネ、向かって右には
洗礼者ヨハネ、そして十字架に取り縋る女性はマグダラのマリアです。
マグダラのマリアの目にはひと粒の涙がこぼれています。
突然の嵐、雷、揺れる木々は棕櫚でしょうか。
臨場感あふれる場面がかなりの深彫りにより表現されています。
はっきりと読み取れませんが、下の縁のところに彫刻家のものと思われるサインが入っています。
クオリティの高さから、名のある作家の作品であったのかもしれません。
大きさは15×11,3cm。
彫刻部分のみの現状でのお渡しとなります。
最後の画像のように、額などを使用するとまた違った魅力を引き出せると思います。
ぜひお試しになってみて下さい。
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