![](https://eggplant.ocnk.net/data/eggplant/product/20160227_782ba6.jpg)
![](https://eggplant.ocnk.net/data/eggplant/product/20160227_e829c3.jpg)
(鍵のブローチも同時掲載中です)
聖母マリアの美しい横顔が刻まれた、フランスの1900年代初頭頃のシルバーブローチです。
(裏側のピンとピン先を留める円形の部分にフランス製の銀製品を示す蟹のマーク入り)
画像では分かり難いかと思いますが、こちらのブローチは全体がうっすらとクリームがかった色合いです。
これは、当初は全体に金メッキが施されていたもので、現在は鍍金が薄れて銀と金が交じり合ったような
淡いトーンになっているため。
フランスでは銀に金鍍金を施したジュエリーをヴェルメイユと言いますが、こちらのブローチも
もともとは明るい金色だったもの。年月を経てこのような柔らかな雰囲気のお品となりました。
メダイの下のところには「P.P LYON」の刻印が入っています。
フランス南東部リヨンの街で、1800年初頭から4世代に渡って芸術作品のようなメダイやクロス、
彫刻を作ってきたPENIN家の刻印です。
全体の大きさは3,9×2,1cmとなります。
裏側のピンはしっかりとしたつくりですが、念のため落下防止用のシリコンストッパーをお付けします。