フランス有数の巡礼地ロカマドールの黒い聖母子像、大変趣のある19世紀後半頃の聖像です。
石膏よりも軽く柔らかな海泡石で作られているようです。
ピレネー山脈の麓の小さな村ロカマドールには、スペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」
への巡礼の道のフランス側の聖地として、中世以降多くの信者が訪れる教会があります。
岩山にそびえる教会の美しさでも大変有名です。
高さは8,3cmとなります。
台座やマリア様の冠の後ろ側に小さな欠けがありますが、全体の雰囲気を損なうようなものではありません。
時代を考えれば大変良い状態だと思います。