楽器を奏で歌を歌いながら神を賛美したことから、音楽の守護聖人として知られる
殉教の聖女セシリアのメダイです。イタリアの1900年代前半のお品となります。
裏面は幼子イエスを背負い河を渡る聖クリストファー。こちらは旅をする人の守護聖人です。
周囲に「ローマのサン・カッリストのカタコンベ」と刻まれていますので、巡礼の記念品的な
お品物だったようです。
カタコンベとは・・・迫害から逃れた多数のキリスト教徒が隠れ住んでいた場所。
(元々は古代ローマの地下墓地だったところ)
地下の内部には礼拝堂や墓地も作られ、現在でもローマには多数のカタコンベが残されています。
素材は真鍮にシルバープレート(銀鍍金)、大きさは直径1,7cmとなります。
(銀鍍金が薄くなり、真鍮本来の柔らかな金色が表れてきています)