ロシアを中心とした東ヨーロッパ諸国の正教会で用いられる八端十字架(ロシア十字)です。
18世紀(1700年代)頃に作られたもので、長い間土の中に眠っていた出土品。
金属が朽ちていたり曲がっているものが多いのですが、その中でも状態のいい十字架をご紹介します。
鉄のような金属素材のものが一般的ですが、こちらは真鍮に赤系の彩色が施されていますので
少し華やかな雰囲気。実用にも耐えられる骨董品です。
全体の大きさは3,8×1,9cm、十字架部分のみの大きさは3×1,9cmです。裏面の文字は祈りの言葉と思われます。