淡い紫色のガラスビーズにシルバーのクロス&メダイのロザリオです。
フランスの1930年前後のお品となります。
(クロス、メダイともにシルバーの小さなホールマークあり)
センターメダイは「イエスキリスト・聖母マリア」となります。
十字架の先端に刻まれているのは、ヤドリギのモチーフ。
キリストが処刑された時の十字架を作った木にヤドリギが巻きついていたとか、
元々大木であったヤドリギから十字架を作ったが、その後神の怒りを買い、
他の樹木に寄生することでしか生きられなくなった、など諸説あるようです。
クリスマスの季節にはなくてはならないヤドリギ(Mistletoe)ですが、少なくとも
こちらの十字架のヤドリギの紋様は、クリスマスとは関係はないと思われます。
ユリやバラがモチーフになった十字架は一般的ですが、ヤドリギの十字架は初めて見ました。
なかなか美しいですね。
ビーズ(数珠)の数は59個揃っています。
十字架・・3,2×2,2cm
十字架の上〜センターメダイの上まで・・8cm
輪の長さ・・60cm
ビーズの大きさ・・0,6×0,4cmほど