スペインの出土品であった18世紀頃(1700年代)のメダイです。
こちらはキリストのお顔(聖顔布のような趣き)と聖母子像のモチーフとなります。
こちらは同日掲載の2点よりも100年ほど後期の聖品ですが、18世紀以前のメダイの特徴であるカンの向き(縦方向)と素朴で力強いつくりはそのままです。
鉄やブロンズ製と思われますが、出土品のコインやメダイに見られる金属の経年変化があります。
資料として、また歴史ある聖具としての価値をご理解頂ければ嬉しいです。
大きさは2×1,7cm、上部のカンの部分は0,5cmです。