イタリアで1900年代前半頃に製作された扉付きの木製祭壇です。(お祈りのための礼拝堂のようなもの)
ラテン語で自由を表す「LIBERTAS」の文字が刻まれた扉(右側の扉の緑色の部分)を開くと、聖母子像が現れます。
扉内側の左右の人物は聖人と思われます。
左の聖人は「IHS」の文字が書かれた額のようなものを持ち(IHSはギリシャ語のイエスIesus Hominum Salvator のこと)、右側の聖女はユリの花と聖書のような本を手にしています。
元となる作品については不明ですが、ビザンチン様式のイコン画を思わせる独特の色使い。
これまで当店でご紹介してきたイタリアルネサンス期の宗教画とは異なる雰囲気です。
高さは25.5cm、開いた時の幅は26cmとなります。
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