イエスキリストの死と復活に立ち会ったというマグダラのマリアが刻まれたガラスフレーム。
フランスの1800年代後期のお品です。
マグダラのマリアはキリストの足に香油を注ぎ、その香油を自らの豊かな髪の毛でぬぐった女性、
また、キリストが唯一愛した女性という捉え方もされているのはご存知の方が多いと思います。
こちらに刻まれているのは、晩年の30年間を過ごしたプロヴァンス地方のサントマリー・ド・ラ・メールの山頂付近にあるサント・ボームの洞窟での瞑想の場面。
十字架とともにどくろが表されていますが、マグダラのマリアがイエスの死を見届けたゴルゴダの丘の「ゴルゴダ」とは「頭蓋骨・どくろ」の意味。
サント・ボームの洞窟で瞑想するマグダラのマリアとともに宗教画などでも描かれることの多いモチーフです。
以前当店で扱ったメダイも同様のモチーフのものがございました。(下記画像参照)

素材は海泡石(メシャム)、金属部分は真鍮。
大きさは5.5×4.3cm、小さめですがしっかりとした厚みがあります。
マグダラのマリアのガラスのルリケール(彫刻フレーム)はあまり見かけないモチーフだと思います。
この機会にぜひいかがでしょう。
*こちらのお品物は1万円以上ですので、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です
