フィリグリー(銀線細工)のシルバークロスネックレスです。
点々とミル打ちされた細い銀線をクルクルと巻いて作り上げるフィリグリーは、熟練した職人が作る工芸品。
こちらのクロスはフランスの1900年代前半頃のお品で、800(銀の純度80%)の刻印と小さな楕円の形のホールマークも入っています。
銀製品は純度が上がれば上がるほど柔らかくなり、潰れたり壊れたりしやすくなりますので、繊細な銀繊細工にはこちらのような800や835の純度の、比較的丈夫な素材が使われることが多いようです。
クロスの大きさは3.5×2.6cm。
付属のチェーンはシルバープレート、銀鍍金で長さは50cmです。(チェーンは、持ち主だった方が後から付けたものだと思います)