聖母マリアを表す称号の一つである mater bono consilio (よきすすめの聖母)がモチーフのメダイです。
裏側にはローマ教皇ピウス11世(在位期間1922-1939)が刻まれていますので、在位期間中に製作されたお品となります。
原画となったフレスコ画(下記の画像参照)は、ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ(Gentile da Fabriano1370年頃 -1427)作と言われています。
「よきすすめの聖母」への崇敬が世界中に広まるとともに、様々な画家による絵やメダイが制作されました。
こちらのメダイは向かって右下に彫刻家のサインと思われる「S.J」の刻印が入っています。
銀を含む合金製。大きさは直径2.5cmとなります。