フランス、1900年代初頭頃のずっしりとしたブロンズの十字架です。
キリストの頭上の「INRI」の文字は、ラテン語で「ユダヤの王であるナザレのイエス」を意味するIESUS NAZARENUS REX IUDAEORUMのそれぞれの頭の文字を刻んだもの。
すなわち、イエスキリストの罪状書が十字架の上部に打ち付けられていることを表しています。
足の下には、フランスの著名な彫刻家BECKER(Edmond Henri Becker・1871-1971)のサイン入り。
BECKERの作品はこれまでメダイしか扱ったことがありませんでしたので、十字架は今回初めてのご紹介です。
リアルな表情や肉体の表現が素晴らしいですね。
大きさは7.2×5.2cmとなります。(十字架本体部分の大きさ)