スペインの出土品であった17世紀頃(1600年代)のメダイです。
スペイン、カタルーニャ地方の巡礼地モンセラートの黒い聖母像がモチーフ。
幼子イエスを膝に抱いた聖母マリアの周りにはたくさんの人々の頭が見えます。
反対側は6世紀の聖人ベネディクト。悪魔祓い、魔除けの力を持ち修道生活の基礎を築いた聖人です。
(モンセラート修道院はベネディクト会の修道院)
ブロンズ製と思われますが、出土品のコインやメダイに見られる金属の経年変化があります。
資料として、また歴史ある聖具としての価値をご理解頂ければ嬉しいです。
大きさは1.7×1.5cm(上部のカンを入れると2.4cm)。
(他の2点も同日掲載の出土品のメダイです)