イタリア1920-30年頃のマイクロモザイククロスです。
小さな色ガラス片を敷き詰めて紋様を表現するマイクロモザイクは、その芸術性の高さからコレクターの方も多いアイテム。
ローマへの旅行やバチカン巡礼のお土産としてヨーロッパ中に持ち帰られたモザイクガラスの美しい品々ですが、年代が古いものほどこちらのようにひとつひとつのガラス片が小さく、熟練した職人の腕が必要とされていたそうです。
裏面のAVEの文字はラテン語のAve Maria(めでたしマリア)から取ったものでしょうか。
モザイククロスで、裏側まで細やかな細工が施されているものはなかなか珍しいと思います。
大きさは3.7×2.5cm(上部の穴の部分は含まず)となります。