

古代キリスト教時代の殉教者として人気の高い聖女セシリアの絵皿です。
楽器を奏で歌を歌いながら神を賛美したことから音楽の守護聖人として知られ、こちらの絵皿でも片手には楽譜のようなものを持ち、鍵盤のある楽器(小さなパイプオルガン?)に指先を置いた姿で描かれています。
1800年代後期頃のベルギー、ボッホ窯の陶器です。
裏側のマークは「BOCH FRES KERAMIS」。
BOCH(ボッホ)家がルクセンブルクからベルギーに移った1841年に設立された頃の印です。
(現在のベルギー王室御用達、ロイヤルボッホ窯の前身)
大きさは直径23.2cm。
向かって右側に、小さな釉薬の剥げがありますが(画像参照)、欠けやヒビは無く、年代を考えればとても良い状態です。
食卓で使用するお皿では無く、絵皿として大事に飾られていたためダメージが少ないのでしょう。
聖セシリアの19世紀の絵皿は5年振りのご紹介となります。
この機会にぜひいかがでしょう。
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