フランス1900年初頭頃、ミニブック型のメダイです。
トップにリング付きですので、ペンダントトップとしても身に着けて頂けます。

表紙には十字架と蕾の状態のユリの花、それにイエスキリストの手足を十字架に打ち付けた3本の釘。
裏表紙には花開いたユリの花が刻まれています。
ユリの花は聖母マリアの象徴であるとともに、花開いたユリはキリストの復活を意味しています。

中を開くと、キリストの「十字架の道行」の14の場面（14留）の絵（印刷された紙片）が納められています。
ページ全てはくっきりと明瞭で、年代を考えるととても良い状態だと思います。

真鍮製、水色の部分は不透明なエナメルガラスで彩色されています。
（日本の七宝焼きのような雰囲気）
大きさは2.5×1.7cmとなります。