



キリスト生誕の地ベツレヘムの工芸品として知られるマザーオブパールのペンダントトップ。
1900年代前半(第二次対戦前)頃のもので、職人による手彫りの技術が凝縮された芸術品です。
東方の三博士にキリストの降誕を知らせたというベツレヘムの星(クリスマスの星)に、その後のキリストの運命を暗示する十字架が重なり、周囲には繊細な透し彫りが施されています。
全てが1枚のマザーオブパールから彫り出されたもので、これだけこんもりとした厚みのあるお品はなかなかお目にかかれないと思います。
星に刻まれた細かな刻みが光が集め、立体感が一層強調されているように感じます。
大きさは直径5.5cm。
尚、ちょっと気が付きにくいと思いますが下部の透かし細工の左側に小さな欠けがございます。
全体の雰囲気を損なうようなものではありませんが、画像を多めに掲載しましたのでご確認下さいませ。
細工の細やかさはもちろん、ベツレヘムの星に十字架の組み合わせは大変珍しいモチーフです。お探しの方がいらしたらぜひいかがでしょう。
○光の当たる角度によって複雑に色合いが変化する真珠母貝(マザーオブパール)は、その美しさゆえに古くからロザリオやクロス、アクセサリーにも数多く用いられてきた人気の素材です。
真珠を包んでいる貝(主に白蝶貝)の内側の美しい層になっている部分を使用しています。
*こちらのお品物は1万円以上ですので、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です