![](https://eggplant.ocnk.net/data/eggplant/product/20200627_60bf1d.JPG)
フランス、アール・デコ期を代表する銀細工職人、彫刻家であるJean Puiforcat(1897-1945)のサインが入った聖母マリアのメダイです。
1927年にパリを離れる前頃に製作されたお品と思われます。
1930年代後半からは主に銀のテーブルウェアのデザインに移っていきますので、メダイを製作した期間はごく短かったと聞いています。
1980年代末、アンディ・ウォーホルの遺品がサザビーズのオークションにかけられた時、彼が長年コレクションしていたPuiforcatの作品(銀の装飾品)が高額で落札されたというのも有名な話だそうです。
デフォルメされた聖母マリアのメダイは唯一無二の作品。
周りの「GRATIA PIENA」は聖母マリアへの祈祷を意味するラテン語で、「アヴェ・マリア」と同じ意味となります。
リングを通す穴の横に、パリで製造された銀製品を示す「横向きのイノシシの頭」の刻印と、工房を表す菱形のマークが入っています。
元々は銀に金鍍金のヴェルメイユだったものですが、現在は磨耗のため銀と金が混じり合ったような柔らかな色合いとなっています。
貴重なコレクションにぜひいかがでしょう。
大きさは直径2.1cm、リングは0.4cmとなります。
*こちらのお品物は1万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です