フランスの巡礼地(聖地)ラ・サレットの聖母の小さなメダイと
バラのモチーフ付きの1900年初頭頃のブックマーカーです。
日本式に言うと金属製の栞(しおり)のようなもの。
2枚のプレートの間に本などのページを挟みます。
(最後の画像参照)
アンティークのオブジェとして、ディスプレイにもオススメです。
裏側には「N D de la Salette」サレット村の聖母、の刻印入り。
丸い小さなメダイには聖母のお告げの場面が表されています。
フランスアルプスのサレット村(LA SALETTE)に1846年に
ご出現したという聖母マリア。
その時の聖母は、石の上に座り、両手でお顔をおおって泣いていたと
伝えられています。
そして聖母は2人の牛飼いの子供(男の子と女の子)に、人々の改心を
願っていることを告げ、更なる祈りの道に励むことを望まれたといいます。
(子供たちの足元には犬が寝そべっています)
また、子供たちへの疫病の蔓延と大飢饉を予告し、8〜10年後に
ヨーロッパ全土で予言通りのことが起こったそうです。
素材は真鍮にシルバープレート(銀メッキ)です。
メッキが薄くなっているところは真鍮の鈍い金色が現れてきていて
アンティークらしいとても美しい色合いとなっています。
長さが10,2cm、バラモチーフ部分の幅は1,8cmとなります。