スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の記念品として製作されたホタテ貝のスライドメダイです。
1900年代前半頃のお品。内側には聖ヤコブの姿がが刻まれています。
(サンティアゴ・デ・コンポステーラは、キリストの弟子のひとりである聖ヤコブ(大ヤコブ)の遺骸が見つかった場所)
巡礼のシンボルであるホタテ貝は、ヨーロッパ各地から巡礼の最終地点サンティアゴ・デ・コンポステーラへと向かう4本の道のあちこちで道しるべとして使われている他、途中の修道院などで巡礼者が食事を恵んでもらう時にお皿の代りに使用していたそうです。
合金製。大きさは1.3×1.2cmとなります。
サンティアゴ・デ・コンポステーラに関するメダイは日本では手に入りにくい聖品の中の一つだと思います。