天然石の縞瑪瑙(アゲート)の綺麗な層になっている部分を使用した、フランス1800年代末頃のロケットです。
瑪瑙の色の境目のようになったところを使うことで、黒い土台に青系の紫、まるで2枚の違う色を重ねたような色となっています。
3年前、ベースが赤系で表側が今回のようなお色の層になっている瑪瑙のロケットをお取り扱いしたことがありますが、それ以来のご紹介となります。(同日掲載のリングとセットで入手致しました)
こちらのロケットはモーニングジュエリーとして作られたお品となります。
モーニングとは「MORNING、朝」のことではなくMOURNING「喪、哀しみ」の意味。
アンティークジュエリーがお好きな方はご存知かと思いますが、モーニングジュエリーとは大切な人の思い出の品あるいは遺物(遺髪など)を宝石の奥にしのばせたり、ロケットに納めるなどして身に着けるためのジュエリーのことです。(入手時には中には何も入っていませんでしたが)
ロケット内部は1枚のガラスで区切られ、ガラスを閉じた内側に遺物などを納めるように作られています。
(ガラスの裏面の内側に欠けている箇所がありますが、表面は滑らかですのでご使用にあたっては問題ありません)
金属部分は真鍮またはブロンズ(銅)にゴールドプレート(金鍍金)。
ロケット本体の大きさは2.5×1.8cm(穴の部分は含まず)。厚みは約0.7cmとなります。
カン(リング)は0.5cmです。
*こちらのお品物は1万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です
(お隣の瑪瑙リングも同日掲載品です)