フランスで1800年代後半-1900年初頭頃に作られたGlobe de mariee（グローブ・ド・マリエ）のスタンドオブジェと
ドイツ1900年代初頭、洗礼記念のワックス（蝋細工）オブジェのセットです。

グローブ・ド・マリエは結婚のお祝いに花嫁に贈られた品で、当時のフランスで大流行した結婚の記念品。 （第一次世界大戦の勃発とともに作られなくなりました）
結婚式で身に着けたジュエリーやブーケ、ワックスフラワーの髪飾りなどの装飾品を飾っておくためのもので、元々はガラスのドームの中に納められていました。
こちらのお品は現在ガラスドームや台座はなく、中に飾るためのスタンド型のオブジェのみとなっていますが、クッションにピンを刺してカードを飾ったり、ロザリオやネックレスを掛けても素敵です。
中央上部には花輪を咥えた鳩。鳩は精霊を表すとともに平和、幸福の象徴であもありますので結婚のお祝いにはぴったりのモチーフですね。

高さ35cmほど、横幅は24cmほど、クッション部分の大きさは25×18cmです。
後ろ側の2本の足を曲げて頂くと角度を変えられます。（発送時は足を閉じてお送りします）
金属部分に色が黒く変わっているところがあり、クッションには擦れや色あせがありますので画像をご確認下さい。

もう1点は紙箱に入った蝋細工の鳩のオブジェ。光り輝く精霊を囲む植物は永遠の命を意味する月桂樹の葉と思われます。
大きさは13×7cm、箱は15×7.6cmとなります。
こちらは左下の部分の月桂樹が剥がれています。また、箱のペーパーレースも取れている箇所があります。

ともに古いものの味わいとご理解頂ける方にお選び頂けましたら嬉しいです。
アンティーク空間のディスプレーにもおすすめ致します。

＊こちらのお品物は1万円以上ですので、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です