
フランス1900年代初頭頃のマッチケースです。(フランスですとヴェスタケース)
まだライターが無い時代、タバコに火をつけるためのマッチケースは喫煙具の必須アイテムでした。
底の部分のギザギザとしたところにマッチを擦って火をつけます。(現在は磨耗の為恐らく点かないと思います)
煙草を嗜む為の道具であるマッチケースや煙草ケースは、お洒落な紳士淑女の必需品だったのですね。
アール・ヌーヴォーの時代らしい、本当に美しいデザインです。
素材は真鍮にシルバープレート(銀鍍金)。大きさは6.7×3.7×厚み1.3cmほどとなります。