シルバーフィリグリー（銀線細工）の繊細で美しいブレスレットです。

1900年代初頭頃、入手先はフランスですがイタリア、ポルトガルなどフィリグリー工芸が盛んなヨーロッパの他の国で作られたものと思われます。
何箇所か、銀のホールマークや工房を表す印が打たれていますが判読は出来ませんでした。
フィリグリーとしては一般的なシルバー800か835ぐらいの純度で、表面にゴールドプレート（金鍍金）を施しています。
フランスではヴェルメイユ、イギリスではシルバーギルドと呼ばれ、銀の変色を防ぐという実用面と金の持つ華やかさの両面を兼ね備えたジュエリーです。

点々とミル打ちされた細い銀線をクルクルと巻いて、ところどころを溶接し作り上げるフィリグリーは熟練した職人が作る工芸品。
軽やかな透かし細工と柔らかな金色がとても上品な雰囲気のブレスレットです。

長さは18cm、プレートのひとつの大きさは2.1×1.2cmです。

尚、一番端のプレート部分に、フィリグリーの欠けが見られます。
着用にあたってはほとんど気が付かないと思いますが画像をご確認下さい。
（お値段に考慮させて頂いております）

＊こちらのお品物は1万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です