フランス1800年代後期、大変古い時代に作られた聖母マリアの不思議のメダイ（奇跡のメダイ）です。
シルバー製。リングを通す穴の左側に、フランスの銀製品を示すしるしの一つである「蟹」の刻印入り。
大きさは直径2.5cm、リングは0.7cmとなります。

○1830年にパリの修道女カタリナの元に現れたマリア様のお告げによって作られた「不思議のメダイ」。身に付けていると恵みや奇跡が起きると信じられています。
表側は悪魔を表すヘビの上に立つ聖母マリアが、裏側には聖母マリアのＭと十字架が組み合わされ、下には２つの心臓 （悲しみの剣に貫かれたマリア様の心臓と、茨の冠が巻きついたキリストの心臓）す。
両手を広げて立つ聖母マリアの周りの言葉は「無原罪の御宿りの聖マリア、あなたにより頼む我らのために祈り給え」の意味となります。
裏面の周りには「マリアの子らの信心会」の文字とともに下の空白部分に名前や記念日が刻めるように作られています。
その下の文字はローマ教皇ピウス9世を意味しています。（在位期間1846-1878。無原罪の御宿りの教義を制定した教皇としても知られています）

他の3点も同日掲載品です。