薔薇に包まれた十字架を抱える聖女テレーズ(テレジア)のメダイです。
列聖された1925年〜30年代頃のお品。
向かって左側にSとTを組み合わせたモノグラムの刻印(印章)が入っています。
聖人を表すSとテレーズ表すT、それに十字架を組み合わせたこの刻印はメダイでも見かけることがありますが、テレーズに関する全ての聖品に入っているわけではありません。
修道女であったテレーズが所属していたカルメル会の認証品のようなものと思われます。
素材はブロンズにゴールドプレート(金鍍金)。
大きさは1.7×1.7cm。リングは後年のものです。(切れ目のあるタイプ)
裏面には美しいモノグラム文字。持ち主だった方のイニシャルのようです。
聖女テレーズ(テレジア)・・・フランスのリジューで24歳の若さで亡くなった19世紀末の時代の修道女テレーズ。
苦しい闘病生活の中でも祈りの道に励み、宣教の保護者と言われ、「小さき花のテレレーズ」「幼きイエズスのテレーズ」と呼ばれています。
死後わずか26年目の1923年に列福、1925年には当時のローマ教皇ピウス11世により列聖されました。
14金張のチェーン(40cm)は別売りです
同日掲載のメダイです