ローマ教皇ピウス10世（在位期間1903-1914）により「この十字架に祈ることで神の赦しを得られる」と定められた「赦しの十字架」。1900年代初頭〜前半頃のお品です。

キリスト像の頭上には「ユダヤの王であるナザレのイエス」の文字が掲げられています。
（イエスキリストの罪状書が十字架に打ちつけらていることを表わしています）
裏側の言葉はフランス語で「父よ、彼らを赦し給え」「かくも人々を愛するこの聖心を見よ」という意味。

素材はブロンズ（銅を含む赤みを帯びた合金）にシルバープレート（銀鍍金）。
十字架本体の大きさは4×2.4cm、付属のカン（リング）は後年のもののようです。（切れ目のあるタイプ）

シルバーチェーン（現行品・40cm）は別売りです