フランス第一の守護聖人ジャンヌダルクのメダイ付きのクロスです。
甲冑を身に着けたジャンヌダルクの美しい横顔と、殉教者のしるしであるシュロの葉が刻まれています。

下部の年号は、1412年（ジャンヌの生まれた年）、1431年（処刑された年）、そして1920年は列聖された年。
ジャンヌダルクは1909年に当時のローマ教皇ピウス10世により列福、1920年になってベネディクト15世により列聖され聖人（聖女）となりました。こちらのクロスは列聖記念のお品と思われます。
右下の隅にはフランスの彫刻家Ah LAVRILLIER（1885-1958）の名前と製作工房のJBのマーク入り。
裏側のプレートの文字は、ジャンヌダルクの生誕の地であるDOMREMY（ドンレミ）の思い出、記念、の意味。

メダイは真鍮にシルバープレート（銀鍍金）。半透明な大理石のように見えるクロスは樹脂製と思われます。
大きさは5.2×3.8cm、メダイは2.3cm、リングは0.7cmとなります。（シルクリボンは取り外せます）

○15世紀のイギリスとの100年戦争の時代、神の声に従いフランス軍を勝利に導いた「オルレアンの乙女」、聖ジャンヌ・ダルク（JEANNE D ARC、英語ではJOAN OF ARC）。
戦いの後、イギリス軍の捕虜となり異端とされたジャンヌは火あぶりの刑に処せられますが、1920年になってベネディクト15世により列聖され、聖人（聖女）となりました。

40cmのシルバーチェーンは別売りです