ドイツ1900年初期、緑色の大粒クリスタルガラスビーズのロザリオです。
主の祈りのビーズは花弁状のカップに包まれています。
十字架の上部の筒状の部分はスタンホープレンズとマイクロフォトの技術を使って作られています。
片側から明るい方に向けて筒状のレンズを覗くと現れるのはキリストの降架の場面。
描かれているのは十字架から降ろされたイエスキリスト、聖母マリアとマグダラのマリア、福音記者ヨハネ、それに手前にも人物らしき姿が見えますがこちらははっきりとは分かりません。
(この場面には他にクロパの母マリア、イエスの遺体を引き取ったアリマタヤのヨセフとニコモデが描かれている場合もあります)
下半分には教会(聖堂)の絵も見えます。
文字は半分以上読み取れませんが、最後の文字は「CLAUSEN」のようですので、ドイツのクラウセンという街の教会なのかもしれません。
十字架の裏側にはGERMANYの刻印、商標登録番号と思われる番号も上下に刻まれています。
ビーズ(数珠)の数は59個全て揃っています。
しっかりとした重さのある美しい緑のロザリオです。
センターメダイは不思議のメダイの聖母マリア
十字架・・4×2.3cm
十字架の上からセンターメダイの上まで・・12cm
輪の長さ・・68cm
ビーズの大きさ・・0.7-0.8cm
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