フランス1900年代初期、自らの御心(心臓)を指し示す聖心のイエスキリストが刻まれたメダイです。
反対側の聖母子はスカプラリオ(紐の先端に四角い布が付いた形状のもの)を手に掲げていることから、カルメル山の聖母であることが分かります。
カルメル山の聖母・・・
1251年、イスラエルのカルメル山において 聖シモン・ストックの前にご出現し、スカプラリオによる救霊と 平和を約束された聖母マリア。
聖母の腕には、スカプラリオを手に掲げ持つ幼児イエスが抱かれています。
向かって左側には1900年初期〜1930年代頃に活躍したフランスのメダイ彫刻家Pierre Lasserreの「PLASSERRE」の刻印あり。
長年この作家のメダイを扱ってきましたが、どの作品もお顔の繊細さが素晴らしいお品でした。
右端の「AP」はメダイ工房印となります。
(反対側にも同様の刻印あり)
素材は真鍮にシルバープレート仕上げ(銀鍍金)。
大きさは1.6×1.2cm(上部の穴の部分は含まず)、リングは0.5cmです。
シルバーチェーン(38cm)は別売りです
他の2点も同日掲載品です