WW1、第一次世界大戦時(1914-1918頃）のフランスミリタリーリング、シルバー製です。
内側に800（銀の純度800/1000）の刻印あり。
アームの外側に「1914/1915 国境にて」の文字が刻まれています。
1914年と言えば、フランス国境の西部戦線でフランス軍とドイツ軍の戦闘が勃発し、それがきっかけとなり第一次世界大戦が始まった年でもあります。
戦争の初期、戦場に赴いた恋人や夫を想ってあるいはその死を悼んで作られたリングなのかもしれません。

100年以上前の戦争時、金属物資が不足する中比較的手に入りやすかったアルミニウムを使ったミリタリーリングは多数作られましたが、銀のリングを作ることができたのはごく少数の人たちだったことでしょう。
アルミのミリタリーリングも欧米ではコレクターズアイテムですが、同時代のシルバーリングもなかなかの貴重品だと思います。

リングサイズは18.5号、クロスが刻まれたモチーフ部分は1.2×1.2cmとなります。

＊こちらのリングは１万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です