悪魔と戦う大天使ミカエルと、モン・サン・ミッシェルの遠景が表裏に刻まれた大きめのメダイです。

表側には「大天使ミカエル」、裏面には「ミレニアムの記念・モンサンミッシェル・フランス」の文字が刻まれていることから、こちらは修道院の創建から1000年目の1966年に製作されたメダイと思われます。

ミカエルの側の左側には彫刻家COUTRE(Robert Coutre・1915-1970年)のサイン。
裏側の臨場感あふれるモンサンミッシェルの遠景にはTschudin(Raymond Tschudin・1916-1998年）のサイン入り。(20倍ルーペでようやく確認できました）
Raymond Tschudinは1940年代頃にフランス美術界の賞を数々受賞した彫刻家で、彫刻作品のほか宗教作品も多数製作しました。

素材は真鍮に銀鍍金仕上げ。
大きさは直径3cm、厚みは0.2cmあります。リングは0.4cmです。

○フランスの人気の世界遺産「モン・サン・ミッシェル」は「天使ミカエル(ミッシェル)の山」という意味。
聖ジャンヌ・ダルクに神の啓示を伝えた天使であると伝えられています。

お隣のメダイも同日掲載品です