程よい重みと少し青みがかったシルバーグレーの色合いから、
恐らくピューター製と思われるロザリオです。
(フランスの1900年代前半頃のお品)
ビーズのひとつひとつにはバラの模様が刻まれていたようです。
ロザリオの祈りを唱える時に数珠(ビーズ)をひとつひとつ指で
手繰りますので、永い年月をかけて指先によって磨耗されて
きたのでしょう。歴史を感じますね。
センターメダイは「不思議のメダイ」の聖母マリア。
十字架の形もとても繊細で美しいと思います。
ビーズ(数珠)の数は59個で欠損はありません。
十字架・・4,7×3cm
十字架の上からセンターメダイの上まで・・13,5cm
輪の長さ・・72cm