「黒い聖母（聖母子）」の1800年代後半〜末頃の真鍮×ガラスドームフレームです。

ヨーロッパ各地で「黒い聖母」と呼ばれる像が納められている教会はいくつもありますが、特に有名なのはフランスのロカマドゥールとル・ピュイの聖母。
こちらのお品はフランスからのものですが、そのどちらかの聖母（聖母子像）であるのか、あるいは他の地域（東欧）などのお品であるかは不明です。

何百年もの間、教会の蝋燭の煤などに燻され黒ずんだ木製の聖母像をモチーフとした
こちらのフレームは、海抱石という柔らかい石に彫刻されています。
各地に残る黒い聖母像の本来の色も、母なる大地を表す土色であったとされています。

小さめながらしっかりとした厚みがあり、製母子像も大変繊細に刻まれています。
ガラスに若干の曇りはありますが、聖母とおさなごイエスの表情や、衣のひだも
はっきりと見ることができます。

様々なモチーフがある海抱石の彫刻フレームですが、黒い聖母のお品は
とても珍しいと思います。
この機会にいかがでしょうか。

大きさは5,8×4,2×（厚み）2cmほどとなります。

＊こちらのお品物は1万円以上ですので送料無料です