ITALY製の1900年代半ば頃の小さな木製祭壇です。
(家庭でのお祈りのための礼拝堂のようなもの)
扉を開くと、ロベルト・フェルツィ(Roberto Ferruzzi、1853-1934)作の
「街角の聖母」が現れます。
もともとは10代の少女とその幼い弟を描いたものですが、この絵を目にした人々は、
絵の中の美しい少女に聖母を重ね合わせ「Madonna delle Vie、街角の聖母」と
呼ぶようになったそうです。
扉を閉じたときの大きさは11,5×7,8cm、開いた時の幅は15,5cmほどとなります。
木の欠けなどはなく、とても良い状態です。