



コルトナの聖マルガリタと聖母マリア像の石版画が納められた、1900年前後の
古い時代のガラスフレーム。周りを囲む金糸刺繍が華やかです。
聖マルガリタとは13世紀イタリアの人物でカトリック教会の聖人。
コルトナにあるフランシスコ会修道会で祈りと償いの生活をおくった修道女。
17歳で家を飛び出し、9年間を城主の愛人として過ごしたマルガリタ。
ある日、城主の猟犬が彼女の服をしきりに引っ張るので不思議に思い森の中に入ると、
そこには惨殺された城主が倒れていました。
結果的にはその出来事を機にマルガリタは祈りと悔い改めの道に進んでいくわけですが、
「コルトナの聖マルガリタ」で検索して頂くと、彼女についての大変詳しい説明の
ページが多数見つかりますので、ご興味のある方はどうぞ。
こちらの石版画では涙を流し聖母像に祈る聖マルガリタと、彼女に城主の死を
知らせに来たという猟犬の姿が描かれています。
大きさは9,3×7,5cm×(厚さ)1,4cm。
当店では初めて取り扱う聖人のアンティーク。この機会にいかがでしょうか。