


(他の蝋細工も掲載中です)
1725年のカトリックの聖年を記念して作られた蝋細工のプレートです。
聖年とは、ローマへの巡礼者が特別に赦しを与えられる年のこと。
1300年以降、概ね25年に1度定められてきました。
(こちらのプレートに刻印されている1725年は、ローマ教皇ベネディクトゥス13世の時代)
プレートの中央には、イエスキリストを意味する「神の子羊」。
十字架の先端になびく旗に金彩の十字架が表されています。
子羊の下の二本の鍵がクロスしているモチーフは、やや不鮮明ですが
ローマ教皇の紋章のようです。
ワックス(蝋)を型押ししてから彩色が施されたものと思われますが、
羊の毛の質感が素晴らしく、金彩もきれいに残っています。
同時掲載中の他の蝋細工ともども、ドイツのコレクターの方が手放した
貴重品を運よく手に入れることが出来ました。
保管状態も良かったと思われ、年代を考えれば驚くほど良い状態です。
1725年の聖年の記念品。ぜひこの機会にいかがでしょうか。
大きさは12,5×11cmとります。
*こちらのお品物は1万円以上ですので、ゆうパックの場合の送料、
代引きの場合の手数料も無料です