
右手にユリの花を持ち、左手で聖書と幼子イエスを抱く聖アントニオの小さな盾です。
フランスの1900年代初め頃のお品となります。
聖アントニオの優しげな表情、幼子イエスのクルリとした巻き毛など、大変繊細で
美しいメダイがはめ込まれています。
メダイの右端には彫刻家Ruffonyのサイン入り。
Ruffony(リュフォニー)は1800年代末から1920年代頃までフランスで活躍したメダイ彫刻家です。
○イタリア、パドヴァの聖アントニオ(1195-1231)は、失くし物をした人・結婚・花嫁の
守護聖人として知られています。
全体の大きさは5×4,3cm。メダイ部分の直径は3,4cmです。