「TRIERトリーアの聖衣」と呼ばれる、イエスキリストが纏っていたという衣と茨の棘の冠が刻まれたアンティークメダイです。
こちらのメダイは、1891年に開かれた聖遺物展覧会の時の記念メダイとなります。
この展覧会に合わせて、ヨーロッパ中から多くのカトリック信者がトリーア巡礼に訪れたそうです。(その後の100年の間には、1933年、1959年、1996年の3回のみ公開されました)
裏面に刻まれているトリーア大聖堂は、ドイツ最古の聖堂として1986年からユネスコの世界遺産に登録されています。
真鍮製。大きさは直径2cm。
126年前のメダイですが磨耗がほとんど見られず、これまで扱ったトリーアのメダイの中では最も良い状態です。