
甲冑を身に着け剣を胸に抱えるジャンヌ・ダルクの聖像です。
傍らの切り株の上には兜と手袋が置かれています。
1909年の列福、もしくは1920年の列聖を記念して製作された像と思われます。
甲冑を着た聖ジャンヌダルク像は必ずと言って良いほど剣を持っていますが、細く繊細な剣は折れていたりすっぽりと抜けてしまっているものが多く、こちらのように先端まできちんと残っているものは貴重です。
聖像はブロンズ、剣は真鍮製と思われます。高さは20cm、重さは620グラムあります。
○15世紀のイギリスとの100年戦争の時代、神の声に従いフランス軍を勝利に導いた
「オルレアンの乙女」、聖ジャンヌ・ダルク(JEANNE D ARC、英語ではJOAN OF ARC)。
戦いの後、イギリス軍の捕虜となり異端とされたジャンヌは火あぶりの刑に処せられますが、
1909年にピウス10世により列福され福者となり、1920年になってベネディクト15世により
列聖され聖人(聖女)となりました。
*こちらの聖像は1万円以上ですので、ゆうパックの場合の送料、代引きの場合の手数料も無料です