フランス1800年代後期、木製フレームとドーム型のガラスに覆われた彫刻オブジェです。
海泡石（メシャム）という柔らかい石に彫刻されているのは、天使ガブリエルと幼子イエスキリスト、それに幼き洗礼者ヨハネ。（向かって右側が幼子イエス、左がヨハネと思われます）
宗教画などでは幼子イエスと兄弟のように描かれていることも多いのですが、ヨハネの母エリザベトとキリストの母マリアは親戚でイエスキリストとヨハネはいとこ同士、後にヨハネがイエスに洗礼を施したと伝えられています。
ともに天使ガブリエルにより誕生を予言されています。（受胎告知）

全体の大きさは16.5×13.5cm。裏側には壁に掛けるためのリングが付いています。
奥行きと立体感のある繊細な作品。こちらは下の部分に彫刻家のサインが入った作家ものとなります。

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