幼子イエスの聖心を示す聖母マリアと、自らの輝く聖心を持つイエスキリストが両面に刻まれたメダイ。
フランスの1900年代初頭頃のお品です。
キリストの側の彫刻家名はP.Lenoir（1879-1953）、聖母子の側の彫刻家L.CHALINも同時代のフランスのメダイ作家のようです。
表裏が違った彫刻家の作品というのも珍しいのではないでしょうか。
どちらも瞳の奥、指の先まで大変繊細な作りの素晴らしいメダイだと思います。

素材はブロンズにシルバープレート（銀鍍金）、大きさは直径2.6cmです。
尚、こちらは本来専用の小箱などに入った状態で保管されていたもので、初めから上部にリングを通すための穴は作られておりません。
ネックレス等にする場合は何らかの加工が必要となりますので予めご了承下さい。