フランス1900年〜1920年頃、コーラルビーズのブレスレットです。
中央の聖母マリアのメダイの裏側にはイニシャルと思われるモノグラムが刻まれています。
先端には大天使ミカエルのメダイ付き。(裏面はモン・サン・ミッシェルの遠景)
チェーンはシルバー製、メダイと両端の金属製ビーズはシルバーにゴールドプレートのヴェルメイユ。
(金鍍金はうっすらと残っている程度です)
透かし細工の美しいメダイと先端のビーズには銀線細工の特徴でもある捻った銀線の装飾が施されています。
オレンジがかった柔らかな色合いの珊瑚は恐らく地中海産。
古くからジュエリーやロザリオなどにも用いられていた人気の素材ですが、当時も決して安価なものではなかったそうです。
イニシャルが刻まれていることから、初聖体拝領記念の贈り物として製作されたものと思われます。
天然の珊瑚を手作業で研磨したものですので一つ一つ表情が異なり、木目のような柔らかな筋目も見て取れます。
こちらのブレスレットは、5個の2連ビーズの先端に主の祈りのビーズが付けられたチャプレットタイプです。
コンパクトなロザリオとしてお祈りにも使用出来るようになっています。
長さは17.5cm。
中央のメダイは1.4cm、大天使ミカエルのメダイは1.2cm、コーラルビーズは0.4cmほどとなります。
*こちらのお品物は1万円以上ですので、ゆうパック、レターパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です
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